特殊検査技師の提供SKILL
超音波検査について
超音波検査について簡単に説明いたします。
高周波(4~12メガヘルツ)の音の特性を利用してその反射と透過のボリウムによって描き出される人の血管や乳腺、内臓などの臓器の断面を利用して大きさ形腫瘤(しゅりゅう)の存在などを診断する検査です。近年においてはその解像度の高さから様々な分野の検査に利用されるようになりました。
超音波検査【血管/頚動脈】について
最初のカラーの入った映像は血流をカラードップラーによって表示させたものです。つづけて血管を輪切りで表示させ、次に長軸に表示させた像が続きます。これらの像を連続して表示させながら、血管の壁の様子をみて診断します。主な目的は動脈硬化症の診断です。
超音波検査【乳腺】について
乳房の表面から体幹に向かう断面を表示させ、その連続的な断面を一定のリズム間隔で次から次へ表示させて、どこかの断面で腫瘤像などの異質な像が見られないかを検索して行きます。検査の主な目的は乳腺にできる腫瘤(良性・悪性)の早期発見です。検査法は探触子を平行に移動するリニア走査法が主です。
超音波検査【腹部】について
おなかの表面に探触子をあて、体幹に向かう断面を表示させるのは乳腺とほぼ同じですが、乳腺の検査法と違いアーク走査といって探触子を扇状に振ることによって幅広い断面を連続的に表示させます。検査の主な目的は肝臓や胆嚢、膵臓や腎臓などを中心に臓器の大きさや形をみたり、内部に溜まった石や臓器に発生する腫瘤(良性・悪性)の早期発見です。
血圧脈波検査(血管年齢)
脈波という生体信号が血管壁を伝わってゆくスピードを『脈波伝播速度』と言います。
脈波伝播速度は血管の硬さに比例します。
硬い血管壁ほど脈波が速く進み、軟らかいほどゆっくりと進むことがわかっています。
この法則に従って測定した血管の硬さが何歳の人の血管の硬さに相当するかを表現する検査です。
骨密度測定(超音波式)
脈波という生体信号が血管壁を伝わってゆくスピードを『脈波伝播速度』と言います。
脈波伝播速度は血管の硬さに比例します。
硬い血管壁ほど脈波が速く進み、軟らかいほどゆっくりと進むことがわかっています。
この法則に従って測定した血管の硬さが何歳の人の血管の硬さに相当するかを表現する検査です。
全身組成検査(全身スキャン)
体脂肪も単なる脂肪の量だけでなく内臓脂肪の割合や腕、脚など部分的な脂肪量等を測定します。
またそのほかの体組成、筋肉量、骨量などをこまかく分析して肥満の評価をし、生活習慣改善の動機づけ支援の一端を担えればというのが大きな目的です。